カスタマー平均評価: 4
着衣総合格闘技の決定書 着衣総合格闘技のあらゆる技術について、多数の写真を用いて、分かりやすく解説されています。基本的な技術だけでなく、大道塾のトップレベルの選手の得意技が惜しげもなく解説されています。
大道塾には個性的な戦い方をする選手が多いので、特に小川選手のオリジナル技など、読むだけで十分面白かったです。
なお、頭突きや金的まで認められているなど極めて制約が少ない空道も、競技である以上、現実の実戦とイコールではないことは当たり前です。本書は護身術のための本というよりは、日本武道の奥深さを楽しむための本、という感じがします(無論、空道競技者には必須でしょう)。 所詮 狭い世界での技術 どこの空手本も自分のところの狭いルールで通用するだけで
実際の戦いでは役に立たない。
この本も残念ながらそう。
表で酒でも飲んで暴れてやろうというならまだしも
少なくとも護身には役に立たない。(作者はかなりの飲兵衛と推測できる)
自分よりも体力で劣る相手が襲ってきて かつ自分を十分反撃できる時間をくださった場合 もしかすると使えるかもしれない。その場合でもこんな危険な技を使えばあなたはまともな人生は歩めません。
それは武道ではなく ただの暴力です。(実際弁護士一家殺害時に使用した元道場生ハシモトは死刑判決を受けています) 稽古時の使いやすさをとことん追究 ある意味、最もケンカに近い(道着着用、フルコンで頭突きや金的蹴りまでOK)格闘技である「空道」の技術本。見開き2ページで一つの技術が凝縮して紹介されているので分かりやすく、自主練中、試したい技のページを開いておくだけで使える仕組みになっています。 空道の試合(≒ケンカ)で起こりうるいろんなパターンに対応できるように系統だて、重要度に応じて大きさを変えた連続写真の配置、力をかける方向を矢印で示したり、足の運びを足跡マークで表したり、間違いがちな悪い例の写真を正しい写真のすぐ横に載せたり、あげればキリがないほど工夫を凝らしています。 (編集された方、お疲れ様です!) 総合格闘技の技術書はいままで何冊も発売されてきましたが、実際に練習で試そうとしたときのやりやすさの違いは確かにダントツでしょう。そのすごさが帯の’地球上常識を打ち破る技術本’という表現になっているのだと思います。 では、現役で頑張っている大道塾生だけの練習用の本かいうと、それだけではもちろんなく、’見る側’が北斗旗を楽しめ、空道をやってみたくなるようにするのがこの本の主旨になっています。 最初の章で現在のトップ選手の必殺技を紹介し、要所要所にコラムとして空道のコンセプトやルールの意味を現在の総合ファンにも納得いく理屈で述べられています。 これを読んでから今年秋に行われる世界大会を見に行けばおもしろさが全然違うはずです。 しかも、その世界大会の割引券まで帯についていて(初版のみ)、とってもお買い得な一冊でしょう。 「空道入門」危険すぎる本である!ここまで公開しても良いものか・・・ 「空手を超えた空手」「はみだし空手」として登場してから25年。 「格闘空手」から「空道」に進化したのは十分すぎるほど良くわかった。 しかし、危険すぎる本である。 「確かに 北斗旗 四半世紀の集大成 口伝のみで継承されてきた究極のテクニックをここに公開」 とあるが、今この時期に、公開して果たしてよいものか? 今年(2005年)11月13日に第二回目の世界大会を控え、体力に勝る強豪海外選手に対し、トップ選手がここまで技を公開してしまってよいのであろうか? 連続写真満載で、これでは日本語が読めなくても、テクニカルな「違いを生む違い」を即時理解されてしまう危険性がある。 あとは心の問題である。 「武道は心なり」 私自信が格闘空手から空道へ20年の修行を経てかすかに見え始めた境地に、 日本代表がたどりつき、強豪海外勢を撃破するさまを夢見て自身の修行の座右の友にしたい一冊である。 成人を迎えた新武道が大人の武道として爆発する・・・ 日本発世界 「平成の新武道・空道」 武道文化爆発の予感 日本代表の座をかけた男達のロマンが凝縮した一冊である!
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