力道山という戦後の英雄の一人が現在の北朝鮮をその故郷とし、望郷の念を強くもった朝鮮人だったことは公知の事実です。また、相撲界をやや不可解な状況下で去っていったことも事実のようです。このような複雑な状況を適切に理解するためにこの1冊だけでなく、他の力道山についてのまじめな本も併読することをお勧めします。
ただ、こんな感じに真剣に考えるのではなく、北朝鮮版「プロレススーパースター列伝」を読むようなのりでとらえるべきなのかもしれません。いずれにせよ、この本の出版のリスクを負った出版社の勇気を称えたいと思います。しかし、この絵、なんとかならんかったんですかねえ。