カスタマー平均評価: 4.5
元新日本プロレスのレフェリーの著書 です。書いてある著者かレフェリー時代に見てきた日本人レスラーや外人レスラーのことに関しです。やっぱりなあ、と思ったのは獣神サンダーライガーこと本名、山田(名は忘れた)が若手時代、藤原に怒声を浴びせたという文で、僕は一時プロレスを見ていた時があり、ライガーのことは知っていましたが、彼は怒らせるとかなり恐い人物です。若手なのにあの藤原に楯突くとはなあ…。ライガー、すげえ…。また、読み応えがあったのは著者が付き合ってきた外人レスラーの文で、その中にスタン・ハンセンと最強タッグで活躍したブルーザー・ブロディがホセ・ゴンザレスに刺され、痛さにのた打ち回っている彼の姿を仲間のレスラー達は笑いながら見ていたということです。プロレスファンならご存じですが、ブロディはかなり性格が悪く猪木も「嫌いなレスラーは?」と、聞かれ、「ブロディ」 と答えたほどです。しかし、リング上では性格悪のブロディですが、私生活ではかなりいい人らしいです。人は外見によらない、と言いますが、本当ですね。書いてあることは読んでみてください。
裏話 所謂「暴露本」ではありません。プロレスファンの「暗黙の了解」を、 「やっぱりそうだったのかぁ」と 納得させてくれる、そんな1冊です。 著者はこの本以外に2冊の文庫本を書き認めていますが、 発行年月日順に、つまりはこの本から読んでから 残りの2冊を読む事をお勧めします。
レスラーの人間性をほのぼのと表現した秀逸本! 例の”流血の魔術〜”とはまったく趣が異なります。突っ込みの足りないあたりさわりのない内容である理由は、本著が書かれた時期にもよります。つまり著者がレフェリーとして現役であったからということに他なりません。しかし、内容はユーモアが随所にあふれてスパイスも効いており、読み物としても秀逸です。お互いの体をぶつけ合い痛みを伴うプロレス、その中で生まれる人間対人間の微妙なからみあいが本書ではエピソードとして紹介されています。中でも、傍若無人にふるまう身勝手な一レスラーを袋だたきにしてしまうレスラー連中の痛快さ、ここにはよき時代の体育会系(暴力は肯定しませんが)のノリで、異国の巡業を楽しく乗り切ろうとするレスラーたちの裏話も満載されており、リラックスした気持ちで一挙に読破してしまいました。
真剣勝負って? 著者は新日本プロレスでレフェリーとして数万試合を裁いたことが売り。 この著者の本としてはこのあとに刊行した『流血の魔術 最強の演技』が非常に有名。 その本ではプロレス界のタブー「プロレスの勝ち負けは事前に決まっている」を 暴露してかなりの話題になった。 この本はその以前に書かれた本でギリギリのところでタブーにタッチしていない。 プロレスについて興味深いのはその特殊性。 常にいろいろなテーマについて考えさせられる。 八百長と真剣勝負 プロとしての観客との接し方 人間の生き方 王道と覇道 その他数限りないテーマがアタマの中をぐるぐるまわる。 いつかそれらをまとめたいと思う。
一気に読みました。 私は往年のプロレスファンでありこの本に出てくる選手は全員知っています。プロレスは一つのショーであり八百長と知りながらそれでもファンは夢を描いてテレビに釘付けになるのです。それでいいのです。体を鍛えて技を磨きそれでも一部の人間しか華やかな舞台の主人公にはなり得ない。それは一般社会の縮図であり我々となんら変わるところはありません。レフリーとしてのミスター高橋だからこそ垣間見れる一個の人間のマット上での夢舞台。私はこの本を読んで本当によかったと思っています。ますますプロレスが好きになることは請け合いです。
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