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[ 文庫 ]
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プロレス至近距離の真実―レフェリーだけが知っている表と裏 (講談社プラスアルファ文庫)
・ミスター高橋
【講談社】
発売日: 2002-04
参考価格: 882 円(税込)
販売価格: 882 円(税込)
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・ミスター高橋
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カスタマー平均評価: 4.5
元新日本プロレスのレフェリーの著書 です。書いてある著者かレフェリー時代に見てきた日本人レスラーや外人レスラーのことに関しです。やっぱりなあ、と思ったのは獣神サンダーライガーこと本名、山田(名は忘れた)が若手時代、藤原に怒声を浴びせたという文で、僕は一時プロレスを見ていた時があり、ライガーのことは知っていましたが、彼は怒らせるとかなり恐い人物です。若手なのにあの藤原に楯突くとはなあ…。ライガー、すげえ…。また、読み応えがあったのは著者が付き合ってきた外人レスラーの文で、その中にスタン・ハンセンと最強タッグで活躍したブルーザー・ブロディがホセ・ゴンザレスに刺され、痛さにのた打ち回っている彼の姿を仲間のレスラー達は笑いながら見ていたということです。プロレスファンならご存じですが、ブロディはかなり性格が悪く猪木も「嫌いなレスラーは?」と、聞かれ、「ブロディ」 と答えたほどです。しかし、リング上では性格悪のブロディですが、私生活ではかなりいい人らしいです。人は外見によらない、と言いますが、本当ですね。書いてあることは読んでみてください。
裏話 所謂「暴露本」ではありません。プロレスファンの「暗黙の了解」を、 「やっぱりそうだったのかぁ」と 納得させてくれる、そんな1冊です。 著者はこの本以外に2冊の文庫本を書き認めていますが、 発行年月日順に、つまりはこの本から読んでから 残りの2冊を読む事をお勧めします。
レスラーの人間性をほのぼのと表現した秀逸本! 例の”流血の魔術〜”とはまったく趣が異なります。突っ込みの足りないあたりさわりのない内容である理由は、本著が書かれた時期にもよります。つまり著者がレフェリーとして現役であったからということに他なりません。しかし、内容はユーモアが随所にあふれてスパイスも効いており、読み物としても秀逸です。お互いの体をぶつけ合い痛みを伴うプロレス、その中で生まれる人間対人間の微妙なからみあいが本書ではエピソードとして紹介されています。中でも、傍若無人にふるまう身勝手な一レスラーを袋だたきにしてしまうレスラー連中の痛快さ、ここにはよき時代の体育会系(暴力は肯定しませんが)のノリで、異国の巡業を楽しく乗り切ろうとするレスラーたちの裏話も満載されており、リラックスした気持ちで一挙に読破してしまいました。
真剣勝負って? 著者は新日本プロレスでレフェリーとして数万試合を裁いたことが売り。 この著者の本としてはこのあとに刊行した『流血の魔術 最強の演技』が非常に有名。 その本ではプロレス界のタブー「プロレスの勝ち負けは事前に決まっている」を 暴露してかなりの話題になった。 この本はその以前に書かれた本でギリギリのところでタブーにタッチしていない。 プロレスについて興味深いのはその特殊性。 常にいろいろなテーマについて考えさせられる。 八百長と真剣勝負 プロとしての観客との接し方 人間の生き方 王道と覇道 その他数限りないテーマがアタマの中をぐるぐるまわる。 いつかそれらをまとめたいと思う。
一気に読みました。 私は往年のプロレスファンでありこの本に出てくる選手は全員知っています。プロレスは一つのショーであり八百長と知りながらそれでもファンは夢を描いてテレビに釘付けになるのです。それでいいのです。体を鍛えて技を磨きそれでも一部の人間しか華やかな舞台の主人公にはなり得ない。それは一般社会の縮図であり我々となんら変わるところはありません。レフリーとしてのミスター高橋だからこそ垣間見れる一個の人間のマット上での夢舞台。私はこの本を読んで本当によかったと思っています。ますますプロレスが好きになることは請け合いです。
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[ 単行本 ]
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地獄のアングル―プロレスのどん底を味わった男の告白
・永島 勝司
【イーストプレス】
発売日: 2004-12
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格:
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・永島 勝司
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カスタマー平均評価: 3
反面教師本 プロレスファンとして、WJ崩壊の内情がわかるのかと思って読んでみました。
しかし、内容は著者・永島氏の自己弁護の言い訳に終始しています。
読んでいるうちにだんだん腹が立ってきました。
過去の成功は自分の力・・との自慢話、失敗は知らぬ存ぜぬと他人のせいにしているようです。
一番腹が立ったのは、ジャイアント落合の急死もWJの足を引っ張った出来事との話。
WJの道場で落合選手が亡くなったせいで、スポンサーが降りてしまい金銭的に困った?
死者に鞭打つこの発言は、事実だとしても許せない。
佐々木健介選手も、WJのために資材を投げ打って協力したと聞きますが、
この本では全く取り上げていない。永島氏には他人事か?
健介や北斗がこの本を読んで、さぞ激怒したことだろう。越中や健三も同様でしょう。
興味がある人には、”反面教師本”として推薦します。
No.2を育成しない組織の悲劇 過去に成功した者ほど、その経験則におぼれてしまい、中々新たなチャレンジに踏み切れないものである。本書はまさにWJという団体における現場のトップである長州とフロントのトップである著者の悲劇を切々と綴った内容である。正直、半分読んだあとの残りの内容が辛く、がけが崩れるような悲惨さばかりが目に付いた。あれだけの人材(健介、ケンゾー、大森)を生かせず、アマチュアレスリングのごとくアングルなしのマッチメークに甘んじてきた長州。フロントにおいては、著者以外に経験者が存在せず、後継者すら育てなかった生き様を見ると、時代の先読みをせずに過去の成功に溺れてきた結果と思わざるを得ない。しかし、皮肉でもあるが、この団体で辛酸をなめた健介(小橋との一戦でますます真価を発揮)とケンゾー(最近WWEを解雇されたようだが)のその後の活躍を見ると、WJそのものがあらゆる意味で反面教師として存在していたととらえることもできる。たまたま、某通販でWJの旗揚げ戦のDVD(貴重!?)を購入したが、懐メロ風なメインイベント(長州vs天龍)よりもセミのハセケンと外人組のタッグ戦が観客の支持を集めていたのは確かである。レバタラは禁句かもしれないが、両トップがいち早くこの雰囲気を読みきっていたら違う展開もあったかもしれない。
まず己を知りましょう さらさらっと2時間ほどで読めたので、内容の是非はともかく 読みやすい本です。旗揚げしたもののすぐに負のスパイラルに おちいり、破綻へまっしぐらと突き進むところはなかなか「倒 産もの」として読ませるものです。コミュニケーション不全、 不統一で曖昧な意思決定とビジョン、失敗するべくして失敗して いますね。で、読んで思ったのが二点。ぶっちゃけた話を書いてるようだけど なんかあと一歩深いところは書いてないような気がするところと、 永島氏自身の自己認識の甘さ。 甘さという点では、例えばロシアとの交渉で猪木はなにもせず実際 は俺がやってたなど言ってますが、けど新日本と猪木の看板・後ろ 盾がなくてもできたか?永島の名前だけでできたか?その点を忘れ てると大企業によくいがちなサラリーマンとレベルがかわりませんよ。 新日を去るときの猪木の態度が冷たいと嘆いてますが、猪木として は失ってもダメージがないと思ってたからでは?世間に出て揉まれ りゃアイツもすこしはわかるだろ、という気持ちだったのでは?
WJだけは 勘弁して下さいw
言い訳ばかり聞かされてもしらける 仮にも(仮でもないが)経営者だった人が他の件で忙しくて、その件については 俺は知らなかったなんて言い訳が世の中で通用するはずがないということをこの人は知らないのだろうか。 この本に書いてあることはそんなことばかり。 長州「に」だまされたのか、長州「が」だまされたのか知らないが、こんな 人がトップではWJもつぶれて当然だわなあ。 経営者はこういう風では絶対にいけないという見本が一杯書いてあるので そういう意味では参考になること多数。よって星三つ。
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[ 単行本 ]
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一拳一会―だからボクシングは面白い
【エベイユ】
発売日: 2008-07
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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アントニオ猪木自伝 (新潮文庫)
・猪木 寛至
【新潮社】
発売日: 2000-02
参考価格: 540 円(税込)
販売価格:
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・猪木 寛至
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カスタマー平均評価: 4.5
波乱の人生の赤裸々な自伝 小学生の頃から著者のファンで、子供ながらに駅にスポーツ紙を買いに行きました。父に連れられて、日本プロレス時代をナマで観戦したこともありました。日本プロレスを追放になったと友人から聞いたときの衝撃は、今でも忘れられません。
ですから、本書に書かれていることは、表面上はかなり知っていましたが、その裏の話は勿論知りませんでした。それにしても達筆で読ませます。文字どおり波瀾万丈の人生。著者にとって日本は余りにも狭くて窮屈でしたね。
自伝の弱点を曝け出してしまった 自伝は、
1.自分が自分を客観的に書く
2.自分が自分を主観的に書く
の二通りに分かれていくものです。
この点を悩みながら書いている(語っている)点に好感を持てる。
アントニオ猪木は、アントニオ猪木であり続ける必要がある。
それには、評伝のようが良かったのではないかと思う。
猪木の苦悩は、周りの人間が書くべきだった。
猪木は人間だったんだ。読んで猪木がより好きになった。 僕は格闘技ファンであり、猪木が大好きだった。 新日本プロレスの初代タイガーマスクの頃が 中学生で、熱狂的だった。まわりの柔道部の仲間も プロレスファンは多かった。週刊プロレスを創刊号から 書店に配達してもらっていた。 猪木は世界一強いと信じていた。 この自伝に書かれている猪木は 弱さも強さも書かれている。Mアリとの異種格闘戦前の感じた恐怖、 生涯通じて背負っていた借金など 人間猪木を感じた。読んでいて感動した。
猪木ファン必読の一冊 モハメッド・アリをプロレスのリングに引出し、異種格闘技路線ではミュンヘン・オリンピックの金メダリストのウィレム・ルスカや熊殺しの極心空手ウィリ−・ウィリアムスと闘った「燃える闘魂」アントニオ猪木の自伝。意外なことに小さい頃は、臆病で引っ込み思案、喧嘩が大嫌いだったとか、思わず「えっ!」というエピソ−ドがたくさん出てくる。その他にも借金で首が廻らなくなり、自殺を考えたりとか、元奥さんの倍賞美津子さんに「悪霊が憑いた」と言って除霊を頼んだりと面白いエピソ−ドが沢山出てくる。参議院議員時代の第一次湾岸戦争での日本人人質救出劇では自腹で飛行機をチャ−タ−して人質となっていた人々の家族を伴ってイラクに乗り込み人質解放に成功したときの裏話(日本の外務省が妨害し!たとか、)なども考えさせられる。我々凡人とは思考のスケ−ルが違う、という話が沢山出てきて面白い。猪木ファンに絶対お薦めの一冊。
スカッとする、これぞストロングスタイル! 一人のスーパーマンの物語と感じた。 ビデオの解説を見ても実に知的であるが、この一冊でもそのことがよく分かる。 力道山の直接の弟子、怨念の空手チョップを見た男。力道山は何より喧嘩が強い、というのが面白い。 外務省の役人の築いた外交ルートをいとも簡単に飛び越える話も痛快である。やはり猪木は超人である。
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[ 文庫 ]
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プロレス 悪夢の10年を問う (宝島SUGOI文庫)
【宝島社】
発売日: 2009-02-05
参考価格: 520 円(税込)
販売価格: 520 円(税込)
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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アントニオ猪木の伏魔殿―誰も書けなかったカリスマ「闇素顔」
・新間 寿
【徳間書店】
発売日: 2002-04
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
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・新間 寿
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カスタマー平均評価: 4
猪木を信じることは…… 新日本プロレスの選手の契約に猪木の査定がものを言っているらしい。相も変わらず猪木健在である。「思えばBI砲で猪木は、やられ役でその敵を馬場が倒すという日本プロレスの構図を破壊し、猪木流ストロングスタイルを確立させたのであった。そこには、猪木の不可思議な人間性が存在していたといえよう。スポーツ平和党の瓦解は、何を意味しているのか理解しなければならない。今更、猪木を信じることは難しいのではないか? プロレスラーとしては面白い男であったろうが、それ以外は不実の人とよく言われる。馬場があれだけ猪木を嫌って坂口征二を信じたのは、不実か否かと言うことに尽きるのではないだろうか。今日なお猪木がプロレス界で幅を利かせているが、そろそろ身を引かないとプロレス界自体がスポーツ平和党と同じ運命を辿ってしまうだろう。」こんな意見を真っ向から否定するのが本書である。
これぞ「お笑い猪木読本」だ!! とても面白い本で、猪木の悪事には何度も笑ってしまいました。 元側近だからこそ書ける貴重なエピソードは、とても面白かった。 読後、猪木を見る目がちょっと変わりました。 遠くから見ている猪木は、カッコいいし、すごい人だと思うけど、 絶対、関わりたくないと思うようになる。 新間氏の功績ってすごい!! もっと評価されてもいいのではないか?猪木信者には、是非、おすすめの一冊である。
全プロレスファン必読書 新間氏こそプロレス界の現在の隆盛たらしめた一番の立役者 であることは、「事実」である。 その新間氏が「猪木の時代」をすべて語った一冊。一見猪木への痛烈な 批判に見えるが読後感の爽やかなことは、軽薄なプロレス暴露本などと 本書が同列に論じられるような本ではないことの証左に思える。 その大きな理由は、まず新間氏がフェアであることだ。悪辣な 猪木批判本であるはずの本書が、レスラー猪木、人間猪木の美点を、 私怨を一切抜きにして褒め称えているのである。 「何度も裏切りあった人間へのうらみ・つらみ」がつづられて いるはずの本で、攻撃対象であっても、私心なくたたえるべきは たたえている。ここに、新間氏の人間性が垣間見える。 肝心の猪木批判は辛らつなものだ。いや、辛らつに過ぎる。 しかし、そのほとんどは猪木信者でも全く不快に感じないだろう。 「批判のことごとくがウラを返せば猪木への愛に他ならないからだ」、 と断じたらゆき過ぎだろうか。 猪木の裏側を期待していた読者にとっては、肩透かし食うをおそれすらある。 新間氏の舌鋒の鋭角さ、熱度ゆえに、新間氏の猪木に対するむしろ 愛情を感じてしまうかもしれないからだ。 猪木への辛らつさは愛情の度合いであり、その愛情の正体こそ レスラー猪木、人間猪木のすばらしさではないのか。 猪木への悪罵は、新間氏がプロレス界の為に粉骨砕身した重さと ダブリ、氏の気持ちを汲みつつも、ファンとしては複雑だ。 「プロレスは決して八百長などではない!」という叫びも全篇にこだまする。 読者がプロレスファンであることに、心から誇りを持てる一冊だ。 プロレスを冒涜するあの暴露本に傷ついたファン、いや全ての プロレスファンが、プロレスへの誇りを取り戻せる、必読書である。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ぼくの週プロ青春記 90年代プロレス全盛期と、その真実
・小島 和宏
【白夜書房】
発売日: 2008-03-15
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
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・小島 和宏
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カスタマー平均評価: 5
プロレスの魔力 プロレスマスコミとは取材対象であるプロレスそのものと同様に特殊な業種だ。勤務時間が深夜に及んだり地方興行を取材するために出張が多かったりと、不規則な生活を強いられたりする点ばかりではない。週刊プロレスの記者を経験した筆者の「告白」ともいえる本書でその一端を知ることが出来る。自身の取材対象でもあり、当時は老舗団体をも脅かす勢いのあったFMWへの「のめり込み度合い」や女子プロレスラーとの距離感など、ともすれば薄っぺらい暴露本になりそうな題材ではある。しかしそうはならずに、まさにタイトル通りに「青春記」となっているのはやはり筆者のプロレスへの愛情のなせるわざか。週刊プロレスを毎週欠かさず購読しているプロレスファンには必読の一冊だ。
青春! 僕の青春時代とも重なっているので、とても興味深かったです。
また違った角度で続編を書いて欲しいと思いました。
超々面白い! 90年代初めの週刊プロレス全盛期、狂った編集長の下、若手記者たちは薄給で文字通り命を削って雑誌を作っていた・・・
これは、その一人、小島記者が自分の日記とも言える当時の週プロを読みながら当時を振り返る一冊である。
当時私も読者で、小島記者の名も覚えているが、インディー団体担当であまり強い印象はない。
しかし、この本の中身、というか文章はとにかく「熱い!!」。松岡修三もびっくりだ(ちなみに本もブ厚い)。本当に熱くのめり込んで仕事する人ということが判る。
当時20歳そこそこの筆者が、空前の多団体時代に入ったプロレス界で、増え続ける興行を記事にするため旅と徹夜入稿を繰り返す日々が、熱く熱く語られている。今思えば、確かに当時の週プロはどんどんブ厚くなっていた。その陰で筆者は、徹夜でフラフラになりながら全国を飛び回り無給で増刊号を出し続けていた訳である。
あげくは婚約者に逃げられ、一人寂しく大仁田厚を追いかける・・まさにこの人もプロレス・バカとしか言いようがない。当時の誌面がやたら情熱的だったのも判ろうというもの。
その流れの中で、プロレスマスコミと団体間の関係(暗黙のルールとは?)、インタビューの「作り」方、ある種異常なプロレス団体であった全女の仰天エピソードの数々が、一癖も二癖もあるレスラー達の付き合いと共に明かされているとなれば、もう読むしかないでしょう。
今まで読んだプロレス関係の書籍の中でも一、二を争う面白さで、これはお勧めです。
※ケッフェイもあります。
あの頃プロレスファンであったあなたに FMW・全女を主に担当する週プロ記者として過ごした、8年間の思い出が詰まった本書。
終盤に親日の取材拒否、名物編集長ターザン山本の追放を経て『週プロ』が『週プロ』でなくなっていく姿が書かれているが、スポーツ紙はどこもタブーだらけで、一般誌に時折見かけるジャーナリズムや、反協会記事も皆無だ。
プロレス誌は、タブーに目を向けない他のスポーツ誌と異なり、競技そのものがタブーの主体であることで、想像力をかきたて、書けない部分を読者に追及させず上手く乗せていき、選手・団体とアングルを作り、業界全体のパイを膨らませていく手法で、業界とファンの想像力比べとの新しい一面を「活字プロレス」として開いた。
その裏側全てが書かれているわけではなかろうが、当時を知るファンとしては、至福の一時を楽しめる本である。
無論、あの頃の『週プロ』記者の文章として、読者には行間に隠された“何か”を読み解く、もう一つの愉しみもあろう。
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[ 文庫 ]
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テンカウント (幻冬舎文庫)
・黒井 克行
【幻冬舎】
発売日: 2008-04
参考価格: 600 円(税込)
販売価格: 600 円(税込)
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・黒井 克行
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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七勝八敗で生きよ
・天龍 源一郎
【東邦出版】
発売日: 2007-12
参考価格: 1,500 円(税込)
販売価格: 1,500 円(税込)
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・天龍 源一郎
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カスタマー平均評価: 5
天龍さんの人生論&プロレス論 私が興味を抱いたのは次の二点です。
まず、海外(アメリカ)遠征による天龍さんの物事に対する価値観の変化です。
異文化を拒絶するのではなく、郷に入っては郷に従うことの大切な一面が垣間見られます。
次にジャンボ鶴田に対する「思い」が綴られた文章です。
僕としてはジャンボに関するくだりは、あまり気分よく読むことができませんでした。彼が
生前の時ならまだしも、何故今こういう思いを文章にする必要があるのか分からないです。
読んだ人それぞれ捉え方は違うと思うので、別の意見があれば教えていただきたいです。
良いと思った点、悪いと思った点、両方書きましたが、総合的に見ても☆5つは申し分ないと思います。
ミスタープロレスが語る今日を全力で生きる人生観と45年の格闘史 最近のハッスルでの闘いから、自らの人生観、プロレス史を語り、最後は生い立ちから相撲時代の話でしめくくられる253ページは、大変読みやすく3時間ほどで通読できます。話の全てに共感できるのは相撲・プロレスの双方のファンで40歳以上の人ということになりますが、6章に分けれらた各章末に、人名、事件名などに関する丁寧な注釈が付けられており、一般読者や新しいファン層の人でも理解できるようになっています。この注釈から得られる情報だけでも相撲・プロレスファンにとっては必読です(多くのレスラーが40代で早世している事実には驚かされます)。暴露本ではありませんが、天龍しか知りえない話が随所に語られます(初代の天竜三郎に励まされた話、猪木戦で指を脱臼させられた話など)。30代のころは60キロしか挙げられなかったベンチプレスが50歳を越えてから200キロを挙げられるうようになった話などは、中高年の人を勇気付けるものと思われます。印象に残るのは、現在問題になっている相撲界のかわいがりの天龍自身の体験談です。大鵬の付き人だった時、大鵬の趣味の双眼鏡を持ってこなかったという言掛かりをつけられて、部屋の兄弟子に半殺しにされる体験は壮絶です。天龍は、かわいがりは丸かった性格に角を作って偏屈にするので全然必要じゃないとコメントしています。団体を問わず驚くほど多くの新旧のレスラーと関わっており、まさにここ30年のプロレス史そのものと言えます。そのため一人一人のレスラーや事件に割かれるページ数は少なく、バランスのとれない記述になってしまった部分もあります。ライバルで早世したジャンボ鶴田についてのみは人生観の違いを含めた多くのコメントがなされています。ただ、その中でも、いつも全力で試合をする天龍が余裕を残す鶴田のファイトスタイルに不満をいだき、ついには鶴田を本気にさせるまでのことが詳しく書かれていますが、それ以後の激しいファイトスタイルに変ったものの病気で早世してしまった鶴田に対する思いは書かれていません。もう少し深く知りたい内容が多く、是非続編を待望するものです。
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[ 単行本 ]
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のあのあ
【メディアファクトリー】
発売日: 2003-06-14
参考価格: 1,500 円(税込)
販売価格:
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カスタマー平均評価: 4
紙上だけでも楽しい サムライに加入していないので番組は見れないのですが、それでも読むだけでその場の楽しさなんかが伝わってきます。笑えるのは間違いなし?選手のプロフィール欄が直筆なので、妙なお得感があります(笑)
書籍「のあのあ」の感想 「ファイティングTVサムライ」で放送されている「のあのあ」のこれまでの放送内容を一冊に纏めた書籍です。NOAHの選手のリングでは見れない違った面を見ることができます。NOAH好きの方には一読をお勧め致します。
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